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大祓と茅の輪くぐり

令和3年5月15日発行 《みたまのふゆ第90号》より

(写真)明治初期の鶏卵印画紙に着色した千代本ほか瀬戸橋際の料理屋

pdfはこちら→https://www.setojinja.or.jp/pdf/90mita.pdf


例年、6月30日と12月31日には「大祓」の行事があり、境内で「大祓詞宣読」に続き、「茅の輪くぐり」をしてまゐりました

しかし、昨年よりウイルス蔓延の状況を考慮して、皆様にご参集いただいての行事を中止しました

本年6月も、集団での行事は見合はせる予定ですが、茅の輪は境内に設置し、「大祓の人形(ひとがた」の配布もさせていただきますので、各自で個別に「茅の輪くぐり」をお済ませ願ひます

「大祓の人形」をお納めの皆様には、「茅の輪守り」を授与させていただきます

そもそも「茅の輪」の謂はれは、素戔嗚命が蘇民将来に疫病よけの護符として教へたものと伝承されますが、古代からかうした伝承を共有するかたちで、流行病に人々は協力して対処してきたのでせう

現代にあっても「祈り」と「実践」を一人でも多くの人が共有することで、悪疫を克服することができるのではないでしょうか

年末までには、大勢の皆さんが集合しての「大祓」行事ができることを念じ、皆々様のご健勝を御祈念申し上げます

新しい「まつり」の姿は

明治初期の鶏卵印画紙に着色した平潟湾の写真

令和2年11月23日発行 《みたまのふゆ第89号》より

pdfはこちら→https://www.setojinja.or.jp/pdf/89mita.pdf


令和二年は春先から新型コロナウィルスの蔓延のため、祭礼行事に皆様のご参列をいただくことができず、五月の例大祭の「おわたり行事」も、七月の天王祭の町内巡幸も中止せざるを得ない状況となりました

「賑はひ」(賑わい)こそが祭礼の本来の姿であるのに、まことに残念な一年となりました

恒例の祭典はなくとも、すべて滞りなくご奉仕し、国家の安泰と氏子・崇敬者の繁栄に併せて、一日も早い厄疫退散にもご加護のあらんことをご祈願いたしてまいりました

月次祭と神道講話は、過密となる人数とはなりませんので、毎月の実施を継続できました

この間、日々のお詣りを継続されておられる方々も多くおられましたことは、まことにありがたいことでした

「ステイホーム」や「リモートワーク」などが推進されるなかで、早朝に「密」を避けて、運動も兼ねて歩いて近くの神社に参拝することが、免疫力向上にもなるともいわれます

これは昔からの生活習慣でもありましょう

「新しい生活様式」は先祖の残した様式のなかにこそあるのではないでしょうか

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